例えば
新しくお好み焼き屋さんをオープンし、青色申告を選択した青色太郎さんのケース
○開業準備
・お店の内装代、機材の購入、スタッフの募集など、オープン前にかかった費用は開業費としてひとまとめにしておく
・税務署へは、個人事業の開業届、青色申告承認申請書、給与支払事務所の開設届、専従者給与の届出書、納期特例申請書を提出する
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○オープン後
・現金出納帳を記録し、売上や経費を記載して、帳簿上の現金残高とレジや金庫の現金(家計とは別にしましょう)との残高を照合する
・帳簿から、毎月の売上や経費を集計しておく
・従業員に支給する給与から源泉税を預かり、税務署へ納付する
・お店の材料を使った事業主自身の食事や従業員のまかないは、原価の金額を自家消費として売上に計上する
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○年末調整
・12月に支給する給与が確定したら、従業員ごとに1年間の給与の支給額、控除対象となる扶養親族や生命保険、社会保険の明細などをそろえて、年末調整を行う
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○決算・確定申告
・個人事業は1月1日から12月31日までが会計期間となるので、年末には材料などの棚卸を行う
・1年を通して、売上や経費の集計を行い、所得税青色申告決算書を作成する
・控除対象となる扶養親族や生命保険、社会保険の明細などをそろえて、確定申告書を作成する
・3月15日までに確定申告書を税務署に提出する。納付する税額がある場合は、同日までに納付書にて納めるか、口座振替依頼書を提出する。
・総売上金額が1,000万円になったら、消費税課税事業者届出書を提出する
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